いろいろな出身学部の新卒をエンジニアとして育てる
2011-12-10 ブログテーマエンジニア
今年の4月、新卒の裕子さんは某企業のシステムエンジニアとして就職しました。
彼女の大学での出身学部は農学部、専攻は植物資源形成学でした。
いわば植物を資源として研究していたわけですが、それがコンピュータを扱うシステムエンジニアとして採用されたのは少し不思議な気がします。
が、その年、その会社がシステムエンジニアとして採用した新卒4人の出身学部は、外国語学部、水産学部、工学部、そして裕子さんの農学部。
コンピュータのシステムの構築や操作に直結しないような学部が多く含まれていました。
それも4人のうち外国語学部出身者を除く3人までが マスターまで修めた院卒生でした。
会社がシステムエンジニアに求めるものが少し分かったような気がします。
単なる技術者ではなく、技術を生み出す基盤に、広さを求めているのでしょう。
技術を生み出すのはあくまでも人だからです。
しかしながら、誠に懐の広い会社ではあります。
今の学生ですからコンピュータをいじれぬ人はいないにせよ、それを専門分野として学んだ人たちではないのです。
その、いわば分野の違うことを学んできた新卒の若者たちを、ひとかどのエンジニアとして育てるために、会社は 豊かな研修時間を彼らに与えました。
入社1ヶ月後からの数ヶ月、研修の専門業者に彼らを預け、知識を叩き込みました。
もともと学ぶことが好きで院まで出たような人たちですから、学び取る力は 並みの新卒を超えるものがあったのだと思います。
夏を終えたころには なんとかエンジニアのヒヨコくらいにはなっていました。
その後も機会あるごとに多くの研修の機会を与えられた幸せなヒヨコたちが大空に向かって羽ばたく日も、遠いことではないでしょう。

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